インビザラインと従来のブラケット矯正の比較
2023年4月17日
仙台市の歯科・歯医者【桜ヶ丘歯科・矯正歯科】です
歯並びを整えるための矯正治療には、従来のブラケット矯正や最近注目を集めているインビザラインがあります。治療費用や期間、矯正装置の種類や着用時の快適さなど、それぞれに特徴があります。ここでは、従来のブラケット矯正とインビザラインの治療費用の比較についてまとめてみました。
インビザラインと従来のブラケット矯正の違い
矯正歯科治療において、ブラケット矯正が一般的な方法である一方、近年インビザラインという歯列矯正方法が注目されています。ここでは、インビザラインと従来のブラケット矯正の違いについて説明します。
1. 外見
ブラケット矯正では、歯に装置をつけるため、金属のブラケットやワイヤーが目立ちます。また、ワイヤーの張力によって歯が動くため、歯茎に食い込むことで痛みを感じることがあります。一方、インビザラインでは、透明のマウスピースを使って歯列を矯正します。そのため、外見的には装置が目立ちにくく、痛みも少なく、見た目が気になる方には向いています。
2. 取り外しの可否
ブラケット矯正は、治療中は常に装置がついているため、食事のときや歯磨きのときなどに気を遣う必要があります。一方、インビザラインは、マウスピースを外して食事や歯磨きができるため、日常生活においてストレスを感じることが少ないと言えます。
インビザラインのメリットとデメリット
【インビザラインのメリット】
1.見た目が自然で装着感が軽い
インビザラインは歯の表面に透明のマウスピースを装着するだけで、ブラケットやワイヤーを使用しないため、見た目が自然で他人に気づかれにくくなります。また、ブラケット矯正に比べて装着感が軽く、食事や歯磨きがしやすいのもメリットです。
2.痛みや刺激が少ない
ブラケット矯正は、ワイヤーの張力やブラケットの圧迫によって、口の中に違和感や痛みを感じることがありますが、インビザラインは柔らかいマウスピースで歯を包み込むため、痛みや刺激が少ないとされています。
3.取り外しができるため、食事や歯磨きがしやすい
インビザラインは取り外しが可能で、食事や歯磨きの際に外すことができます。そのため、食べ物が詰まることや歯磨きがしづらいといった不便さが少なく、清潔な状態を保ちやすいとされています。
【インビザラインのデメリット】
1.費用が高い
インビザラインは、従来のブラケット矯正に比べて製作にかかる費用が高いため、治療費が高額になる場合があります。
2.治療期間が長いことがある
ブラケット矯正に比べてインビザラインの治療期間が長くなることがあるため、治療期間中にしっかりとケアをする必要があります。また、個人差があるため、治療期間が長くなることもあります。
3.効果がブラケット矯正に比べて劣る場合がある
インビザラインは、ブラケット矯正に比べて歯の動きを制御する力が弱いため、矯正効果がブラケット矯正に比べて劣る場合があります。ただし、矯正すべき歯列や歯並びの状態によっては、インビザラインのほうが適している場合もあります。
インビザラインと従来のブラケット矯正の治療期間の比較
従来のブラケット矯正の治療期間は平均で1年半から2年程度であり、矯正装置の種類や症状の重さによってはそれ以上かかる場合もあります。一方、インビザラインの場合、症状の軽度や治療にかかる期間によっては、数か月から1年程度の期間で治療が完了することがあります。
ただし、インビザラインはブラケット矯正と比較して、治療期間が短いために矯正効果を得るための圧力が従来の矯正装置に比べて弱くなってしまうため、治療にかかる期間中に途中で矯正装置が外れたり、装置の入れ替えが必要になったりすることがあります。
インビザラインと従来のブラケット矯正の治療費の比較
矯正治療にかかる費用は、治療の方法や期間、矯正装置の種類、歯科医院の立地や規模などによって異なります。一般的に、従来のブラケット矯正の場合、金属ブラケットを使用した場合の治療費用は10万円から30万円程度、セラミックブラケットを使用した場合は20万円から50万円程度が相場とされています。
一方、インビザラインの場合、治療期間や症状の軽度によって異なりますが、一般的にはブラケット矯正よりもやや高い料金設定となっています。インビザラインの治療費用は、一般的には30万円から60万円程度が相場とされています。ただし、歯列矯正保険に加入している場合には、治療費用の一部が保険でカバーされることがあります。
治療費用は、治療の期間や方法だけでなく、歯科医院によっても異なるため、複数の歯科医院で見積もりを取ることが大切です。
矯正治療にかかる費用は高額になりがちですが、治療後に得られる効果や自己満足度、健康面のメリットを考えると、費用に見合った価値があると言えます。
仙台市で矯正歯科治療をお考えの際は【桜ヶ丘歯科・矯正歯科】へ
以上、インビザラインと従来のブラケット矯正の比較について解説いたしました、必ずしも、望み通りの矯正装置で矯正治療が行えるわけではありません。費用や治療期間、見た目や機能性、自身に適した矯正治療を行いましょう。
ご不明な点、ご相談があれば、仙台市にある歯科・歯医者【桜ヶ丘歯科・矯正歯科】までご相談ください。
