仙台市で「部分矯正」｜桜ヶ丘歯科・矯正歯科｜前歯・すきっ歯・出っ歯

最近、矯正治療において「この歯だけ動かしたい」「この歯の捻じれだけ整えたい」「出っ歯、すきっ歯だけ矯正したい」等のお声をよくいただきます。
以前は、矯正と言えば「歯並び全体を整えるもの」という認識の方が多かったのですが、技術の進歩、歯科医師の考えが変わったこともあり、気になる部分だけ矯正することができるようになりました。
しかし、全てのケースに適応できるわけではありません。
その理由は、矯正は「歯並びを綺麗にする」以外に「噛み合わせの調整」も重要だからです。

たとえ部分的な歯並び矯正でも「噛み合わせ（咬合）」の観点から考えると、他の歯も同時に動かす必要がある場合も出てきます。
この噛み合わせを意識して矯正治療を行わないと、しっかり噛めない、口が閉じない等の問題が出ることもあります。

以下のケースが「部分矯正」の適応ケースです。

• 歯の捻じれ
• 歯の傾き
• すきっ歯（空隙歯列）
• 後戻りした歯の矯正
• 出っ歯（上顎前突）
• 軽度の叢生（デコボコの歯）

お口の状態は患者さん毎に異なりますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

下記のメリットがあります。

メリット１低コストで治療が可能

装置、治療期間が本格的な治療とは異なります。そのため、低コストでの治療が可能となります。

メリット２目立ちにくい装置を利用できる

矯正治療と言えば、金属のワイヤーが目立つのが難点でした。
しかし、最近では目立ちにくい矯正装置もあり、ワイヤー矯正でも「ワイヤーが目立ちにくい」ものに変わってきています。

また歯の裏側につける「裏側矯正」（舌側矯正）もあります。こちらは装置が歯の裏側ですので、そもそも目立ちにくい矯正法となります。

「マウスピース矯正」もあります。マウスピース型の装置はほぼ透明で目立ちません。

部分矯正でも目立ちにくい方が良いという方、ご相談ください。

メリット３気になる点をピンポイントで治療可能

前歯2本だけ、すきっ歯の部分だけ、下の歯だけなど患者さんのご要望に応じて、柔軟に対応いたします。

メリット４短期間で治療可能

「部分的」に歯を動かしますので、治療期間も短縮されます。
本格的な矯正では数年かかるのが通常ですが、部分矯正の治療期間は数ヶ月で終了します。
そのため、結婚式や面接等、大切なイベントを控えている患者さんには大変好評です。

先ほどもお伝えしましたが、部分矯正は適応症例が限られます。
つまり、すべての人に部分矯正治療ができるわけではありません。
そのため、場合によっては「部分矯正ではなく、全体的な矯正が必要となります」とお伝えすることもあります。まずはお口を拝見しないことには何ともお伝えできませんので、お気軽にご相談ください。

部分矯正は「簡単な治療」に思われるのですが、そうではありません。ケースによっては全体矯正よりも難しいことがあります。その理由は、先ほどもお伝えした「噛み合わせ（咬合）」の問題です。
「歯並び全体」を矯正する場合、全体のバランスを見ながら噛み合わせを調整できるのですが、「部分矯正」の場合は、動かす歯と動かさない歯が存在し、歯を動かすことで噛み合わせがおかしくならないよう、緻密な計算のもと歯を動かす必要があるためです。
つまり、一定の経験や実績がなければ手を出してはいけない治療なのです。
最近では矯正治療を専門に行っていないドクターが、マウスピース矯正を利用して部分矯正を行うことがありますが、現に様々な問題が出ています。
部分矯正だから簡単だろうと考えず、実績のある医院で治療をされることをお勧めします。

ここまで読まれてどうでしょうか？
「部分矯正」について理解できたかと思います。
興味がある方は、一度当院にお越しください。
実際のお口の状態を拝見し、部分矯正が適応になるかどうかを診断いたします。
お気軽にお問い合わせいただけたらと思います。